Lang : 日本語 | English

フェスティバルFUKUSHIMA! 世界同時多発イベント

志田名音楽祭

2012.08.18 Sat
10:00開場 10:30開演
福島県

木村真三 with NPO 法人 放射線衛生学研究所 Presents『志田名音楽祭』@いわき市志田名地区


昨年5月15日、「ネットワークでつくる放射能汚染地図」第一弾をつくり終えた翌朝からいわき市に入り、ひとり汚染地図づくりを再開した際、いわき市にホットスポットを発見しました。それが、いわき市川前町下桶売志田名地区でした。この地区は、原発より30km圏内にもかかわらず、いわき市と政府間で取り決めた安全宣言により、4月21日より緊急時避難準備区域からも外され、棄民状態が続いている地域でもありました。それ以来、志田名、隣接地域の荻地区住民とともに世界でも例を見ない詳細な汚染地図をつくり上げ、さらには「市民科学者」となったジッチやバッパ(浜通りの方言で、おじいさん、おばあさん)とともに、この地区に若者や子どもたちが帰ってこられるように様々な活動をしてきました。もちろん数少なくなった若者たちも協力して、季節の山菜、イノシシ、山女魚など様々な特産品の環境放射能調査や、農地の除染活動をしてきました。このようななかで、地域にホームステイしながら彼らを見守り、時には叱咤激励をして住民たちの心の絆をつないできました。そこで、私と私が代表を務めるNPO法人「放射線衛生学研究所」で志田名・荻地区の方々へのプレゼントとして、この音楽祭を企画しました。先日6月23日には、詳細地図第二弾のための空間線量率も測定し、さらに、7月1日には会場設置に向けて草刈りを住民総出で行いました。また、今回は農地除染に強い味方が加わりました。私の生まれ故郷である愛媛県北宇和郡広見町(現・鬼北町)の隣町である三間町(現・宇和島市三間町)が創始者の出身地ということだけを頼りに、「井関農機」さんに除染の支援をお願いしたところ、快諾して頂きました。ここには、私が顧問を務める前文部科学副大臣の森ゆうこ参議院議員の後ろ盾があったことも支援につながっています。開催前には、会場も除染します。ネットワークは、「プロジェクトFUKUSHIMA!」の皆さんをはじめ、いろいろなところに繋がっています。このネットワークを世界に向けて発信できれば...と思っております。この音楽祭は一般向けではありません。志田名・荻地区、さらには私を頼って相談に来てくださる川内村などの汚染地域の方々への、日頃のご愛顧に感謝するための音楽祭です。一般参加については、いわき市でも最も線量の高い地域であり、一般の方々をお招きするには適切とはいえません。もちろん、被ばく量は滞在時間に比例しますので人体に影響が出るようなレベルではありませんが、参加募集は行いません。みなさまにはご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

木村真三


〈木村真三〉放射線衛生学者。福島第一原子力発電所事故後、独立行政法人労働安全衛生総合研究所の研究員の職を辞し、自ら福島各地5000kmを走り放射線量を測定する。放射線測定の草分け的存在である岡野眞治博士らと協力して行っている調査活動の様子は、2011年5月に放送されたNHKETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」などで紹介され、大きな注目を集めている。チェルノブイリでの調査研究と並行し、現在は獨協医科大学の准教授として、二本松市に開設された同大学国際疫学研究室の分室を拠点に調査活動を続ける。12年5月にはNPO法人放射線衛生学研究所を設立。

出演者:

大友 良英
ムーン♀ママ(PIKA☆ ex.あふりらんぽ)
琴城流大正琴 福島中央支部 郡山教室 演舞 桂川 秀嗣
ハーモニカアンサンブル “エコーズ”